水まんじゅうに合うよう焙煎したコーヒーを提供する県珈琲文化研究会の会員=大垣市加賀野、ソフトピアジャパンセンタービル |
◆大垣で総会
「珈琲(コーヒー)王国岐阜県」のブランド化を目指す県珈琲文化研究会の設立総会と第1回定例会が5日、大垣市加賀野のソフトピアジャパンセンタービルで開かれた。定例会では、大垣名物の水まんじゅうに合うコーヒーをお題に、会員が焙煎(ばいせん)した珈琲が発表された。
同研究会は、県内のコーヒー豆の加工・販売業者やコーヒー店など約20人で設立。焙煎技術の向上やコーヒー文化の発信などに努めるため、県産品に合ったオリジナルのコーヒーの発表や、ウェブサイトの立ち上げ、イベントへの参加などを行う予定。
設立総会では、地域史研究家でエッセイストの松尾一さんが会長に就任し、本年度の事業計画などを決めた。
定例会では、岐阜市や揖斐郡揖斐川町のコーヒー店が水まんじゅうに合うよう焙煎したコーヒーを発表し、来場者がじっくりと味わっていた。
松尾会長は「岐阜に来たらコーヒーを飲んでみたいと思ってもらえるよう、ほかの特産品と結び付けるなどしてPRしていきたい」と話していた。
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